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『顧客志向』の追求

 創業以来今日まで、建設事業を通じ、地域の皆様とともに安心・安全、快適な街づくりに貢献してまいりました。
 この度弊社創業58周年を迎え、より地域の皆様に貢献できますよう平成22年10月1日をもちまして株式会社フィットネスマネジメントと合併し、併せて社名も一新し「株式会社ヒカリ」という複合企業となって新たなスタートを致しました。

 株式会社フィットネスマネジメントとは大家と店子の関係で施設所有、運営サービスと役割を分担して長年にわたって行ってまいりました。
 新しく加わるフィットネス事業、ブライダル事業はともに施設業であります。施設づくりが事業の成否を決めると言って過言はありません。今までに建設業として蓄積された建築知識を十分に生かして施設づくりを行い、株式会社フィットネスマネジメントの接客ノウハウと融合することで、より高いサービスをお客様に提供することができます。
 また、建設事業においてもお客様のニーズを的確につかむことのできる接客ノウハウは近年重要視されてきています。プロとしての建築知識、技術だけではお客様の要望に応えられなくなっています。この接客術を持つことでお客様から期待以上の満足を勝ち取ることができるものと確信しております。
 このたびの合併により、それぞれの得意なものをお互いが獲得することでより高い収益力を得ることができ、それによりお客様に還元することができるものと確信しております。

 建設業として57年間培ってきた実績を分析選別し、またこれから加わるサービス事業の接客ノウハウをもって、お客様の要望に応えてまいります。
 それぞれが今までに多くのご縁ある方々、また会社の本をつくっていただいた創業者たちに対して感謝し、またさらなる出会いを大切にして、社会貢献に寄与してまいります。それには新しく出発する「株式会社ヒカリ」の全社員の「和」が絶対条件です。

 日本銀行の創設者である渋沢栄一は「論語講義」の中で中国春秋時代の政治家である安嬰が「協調(和)」と「雷同(同)」の違いについて述べたものを引用しています。
 「『和』というのは、煮物のようだ、水と火、酢と醤油、塩、梅を使って魚や肉を煮る。煮るには薪を使い、調理人が味を調える。物足りなければ味を加え、濃すぎれば薄めるといったように味加減を決めていき、味わい深くなる。君主と臣下の関係もまったく同じこと。君主が認めたことでも問題点があれば家臣はそれを指摘して払拭されるように取り計らう。逆に君子が却下したものでも、見どころがあれば家臣はそれを指摘して、一面的な見方を取り払う。この結果、政治は安定して衝突もなく人々から争う心も消えるのだ。
 一方、『同』には味わいがない。水に水を加えても誰がその味を喜んで飲み食いするだろう。もし琴の弦がみな同じ音しかでなければ、誰が喜んでその音楽を聞くだろう。」

 異業種の合併はまさにこの『和』であると私は思っています。
 お互いが時に君子、時に家臣となりお互いの問題点を指摘し、一面的見方を払拭していく。
 建設業、フィットネス、ウェディング事業。まったく異分野ですがいずれも「顧客第一」を掲げる、サービス業であります。『同』ではないけれど方向性に共通項があることで一層すばらしい味になることと思っています。

 まずは会社の為にではなく、お客様の為に、社会の為になにができるかを社員一丸となって考え実行していくことが大切だと思っています。お客様の要望をいち早く知るには接客術はとても大切なものです。それを弊社はもつことができました。

 合併の相乗効果を最大限にするためにもより一層『顧客第一』で取り組んで参りたいと考えています。よろしくお願い致します。

株式会社光建設 代表取締役 佐藤 陽一

近き者説べば遠き者来たる