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金澤翔子 書展「心」 ~あなたには見えますか?~

こんにちは!柚です。四国は今日もお天気です。
過去もっとも遅い梅雨入りが6月21日でしたので、まさに今日梅雨入り宣言がなければ記録更新です。
お天気は気持ちいいですが、雨がないのも心配です。。。雨に濡れた紫陽花きれいですよね。

紫陽花と言えば、昨年有名な鎌倉のお寺を巡りました。
鎌倉は本当に素敵なところで、紫陽花や紅葉、江ノ電からの海岸線の絶景スポット。
1日中歩いて、円覚寺~明月院~延長寺~鶴岡八幡宮~報告寺~鎌倉の大仏~長谷寺~銭洗弁財天を見て回りました。
気が付けば、3万3千歩(22㎞)歩いてました!

その中のあるお寺で、書との出会いがありました。
ダウン症の女性書道家の「金澤翔子さん」という女性の書です。
以前、「情熱大陸」等テレビに出演されているのを見て、本当に心が優しく純粋で、素敵な書を書かれるんだなあと思っていました。

私は書など全然分りませんが、お寺でその作品を見た時、心を揺さぶられるものがありました。
金澤翔子さんの書の冊子を売店で販売していると知ったので、すぐさま購入しました。

どのページも、一つ一つの書に魂が宿り、吸い込まれていくようでした。
特に、皆さまにもご紹介したいページがあります。

「大哉心乎(大いなるかな、心や)」


この書を見てどう感じましたか?
「心の字が上がりすぎて紙からはみ出しすぎじゃない?」
「字の配置がアンバランスじゃない?」
そう思った方もいるのでは?

以前、展覧会場に飾られたこの作品には不思議な妖気漂っていたそうです。
そして、さる高名なご僧侶が、「これは凄い作品だ」と足を止められました。
この僧侶は、実はこの「大哉心乎」の文言には「仏」という字が隠れていて、「大哉仏心乎」なのだとおっしゃったのです。
この不思議な心の下の空白には「仏」の文字が隠れているのだと仰る。
金澤翔子さんにはこの空間に輝く仏の姿がみえているのです、とその作品にお手を合わせられたそうです。

翔子さんには、本当にそこに仏様がありありと見えているのでしょう。。。

ブログ掲載にあたり、金澤翔子さんのHP(https://www.k-shoko.org/)から弊社のブログでの紹介を問い合わせたところ、その日のうちにHP担当者様よりお返事がきました。
「金澤翔子にも承諾を得ました。是非ご掲載ください」と。

やはり、翔子さんもそして周りの方も素敵な方ですね。
今後もご活躍を応援し続けていきたいと思います。