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お盆(きゅうりとなすの御供物)

夏季休暇となります。 お盆ですねぇ~
お盆の時期に見かけるキュウリとナスの御供物 これって何でしょう?
ナスの飾り物は精霊牛(しょうりょううし)、キュウリの飾り物は精霊馬(しょうりょううま)と
言われているそうです。
ご先祖様の霊(精霊)があの世から行き来に使う乗り物を表しているそうです。
 お盆のキュウリ(馬)の飾りは、ご先祖様の霊を家にお迎えする乗り物を表現
   馬は足が速い動物ですので、ご先祖様の霊を一刻も早くお家にお迎えするという意味を込めて
  作られています。
 お盆のナス(牛)の飾り物は、ご先祖様の霊をあの世までお送りする乗り物を表現
  牛は足が遅い動物ですので、ご先祖様の霊が少しでも長く私たちと一緒に居られるようにまた
 たくさんの供物を乗せてゆっくり戻れるようにという意味を込めて作られています。
なぜナスとキュウリが使われるようになったのか明確な理由はわかっていないそうですが、お盆の時期に
全国どこでも収穫できる旬の野菜で形も馬や牛に見立てやすいという説があるようです。
飾る時期は各地域によって異なりますが、13日の迎え盆で飾り、16日の送り盆で片付けるのが一般的。
 ・パターン1: 迎え火のときはキュウリもナスも頭を内向きにして置き、送り火のときには外向きに置く
 ・パターン2: キュウリは内向きに置き、ナスは外向きに置く
いずれのパターンもご先祖さまが家に帰ってくるタイミングのときに精霊馬を内側に向け、帰る際には外側に
向けて置くのがルールだそう。
実際のナスとキュウリでは作りませんでしたが、こういう置物を飾ってみました。
愛音♪でした