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【SDGs】プラスチック大量消費社会に私たちができること



先日、NHKの特集で、「プラスチック汚染の脅威 大量消費社会の限界」という番組を見ました。
とても興味深い内容だったので、少し紹介したいと思います。

現在まで長い年月をかけて、私たちが使ってきたプラスチック製品や容器etc...
リサイクルされずに放置されたプラスチックごみが、地球全体に拡散され続け、小さく砕けたかけら(マイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下の破片)が脅威となり始めているそうです。

増え続けるプラ製品の世界中の生産量は累計で83億トンにも上り、それらの処理は、リサイクルが9%、焼却が12%、残りの80%近くが埋め立てとなっていて、その埋め立てたプラの一部が海洋に流出しています。
海鳥はエサと思って、プラスチックの欠片を食べ、おなかからプラスチックが大量に出てきました。生き物は誤飲によって育ちませんし、濃縮されたナノレベルのプラスチックは、人体にも影響し始め、胎盤の外側の細胞に入り込み、赤ちゃんに栄養素やホルモンが届かないという、影響まで考えられるそうです。

プラスチックのリサイクルは、わずか9%、焼却すればCO2が排出され、温暖化が加速しそれも問題です。そして、約8割が埋め立てられる現実。私たちには、何ができるか。一人一人の意識の改革がまずは一番重要なのではないかと思います。






そこで、私のプラなし生活、見直してみました。

◆買い物にエコバックを持って行っていますが、レジ横の透明の小袋は結構使っています
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 野菜を小分けにするなど、薄いビニール袋に入れる必要はない。使う前に洗えばいいし、新聞紙とか、メッシュの布の袋を使おう。

◆なるべくペットボトルは買わないようにしていますが、家庭での購入率はとても高いです
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 ペットボトルは、簡単に減らせるプラごみの一つ。
 お茶、コーヒー、部活のドリンクは、マイボトルで、出来る限り持参しよう。

◆コンビニの袋はもらわないけど、お手拭きはしっかりもらっています
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 コンビニや飲食店にあるおしぼりは、プラスチックごみだそうです。おしぼりは即捨てられるプラごみの一つ。
 ハンカチやタオルを持参し、洗面所で手を洗おう。

◆ファストフード店、ジュースを買ったとき、ストローをもらっています
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 ストロー必要あるかな。家でも無駄に牛乳をストローで飲む息子。紙やガラス、シリコンのストローなどもあるので切替えよう。


考えれば考えるほど、色々と出てきます。プラなし生活には程遠いですが、まずは、意識を変えることと、小さいことの積み重ね。
自分に出来ることから、地道に取り組んでいきたいと思います。

プラスチック大量消費社会の終焉を願って。橘