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住宅現場の耐震補強工事(低コスト工法)


まず初めに着工するお部屋の養生と荷物を移動し、工事着工前の状態を撮影します。


既存の押入仕上材を撤去し、柱と土台もしくは梁を緊結させる為に指定の柱脚金物を取付します。


柱に指定のアルミアングル金物を取付し、留め付けされているビスの間隔が仕様書に基づいて施工されているか確認をします。


アルミアングル金物を取付後に構造用合板をアングル正面より留め付けします。その際にもアングルに留め付けされているビスの間隔が仕様書に沿って施工されているか確認をします。


こちらは構造用合板を張り終わった全景です。


耐震補強工事完了後は押入の仕上材を復旧し、美装をして完了。

今回ご紹介した工事は押入内部の工事です。
お客様がお住まいになりながらの工事になるため、負担を少しでも軽減できるよう1部屋ずつの工事をしています。
耐震補強工事は既存の仕上げ材を撤去した際に想定外の状況が発生する場合もあります。
その為、知識や経験値も重要になりますので、設計者・営業担当者・現場担当者のそれぞれの力量が求められます。
今年は能登半島の地震もあり、近い将来予想されている南海トラフ地震への懸念も高まり耐震補強工事のご依頼が例年よりも多く頂いています。
お家の耐震性に不安がある方はお気軽に弊社までご相談下さい。私は工事担当として過去何年にもわたり耐震補強工事の施工を担当させて頂いています!

住宅事業部 工事課 杉尾(すぎお)